解ける氷河
一瞬のうちに厚い氷の層が雪崩のように崩れ落ちる。
今世界各地で氷河が解けている。異常気象が多発すれば貯水池だって干しあがる。アニメの世界ではない。氷の世界が解けていくなんて、映像を見るまで私は知らなかった。ショックよりも恐怖だ。
温暖化で地球が悲鳴を上げ続けていたのは、ずっと前からだと思う。便利さだけで突き進んで来た人類は、長い間だれも知らん顔していた。もう耐えられないと氷河は崩れ落ちたのだ。
一度壊した自然を元に戻すなんてのは簡単ではない。壊した時間の何倍も何倍も、時間も人手もお金もかかる。まして氷河であれば氷の世界に戻すことは出来ないと思う。
水没しそうな国や干ばつが深刻な国もある。放っておけばナウル共和国は国土がなくなる。島国ツバルは海面上昇で水没の危機に瀕し全国民が移住という。
人事ではない。地球温暖化は現実のものとなってすでに大変な被害が表れている。誰だってなんとかしなくてはと思っている。
オーストラリアでもここ数年干ばつが続いている。昨年から今年にかけて状況は100年で最悪といい農業にも日常生活にも影響が出ている。これも気候変動や温暖化であり日本に輸入される農産物に即影響し物価だって値上げになるのは確実と思う。離れた国の話ではない。日本の食料自給率は約40%だから食料の60%が輸入品となる。温暖化や気候異変が進めば物価が値上げでなく品物が無いなんて事になりそうだ。
日本は今、食べ物に対する感謝の気持ちが薄い。捨てられる残飯の量は世界一だ。食べ物の安全性など赤信号で、偽装大国だ。賞味期限だって消費期限だって製造者の判断で期限を決めているが違反したって罰則がくだされるわけでない。だから偽装、偽装やり放題。何を信用していいのか分からなくなる。
消費者のためでなく製造者のための制度にしたから食の安全が脅かされている。
温暖化は即日本の食料に関係する。世界には8億4000万人の飢餓人口がひしめいている。食料が入手できない人達までいるのに、スーパーに行けば食料であふれている。だが油断は出来ない。石油ショックの時、米がなくなりスーパーの前には長い列が出来たことだってあった。それでも買えなかったのだ。トイレットペーパーだって並んで買った。洗剤だって並んだのだ。恐怖は突然やってくる。
私が出来る事は、省エネ、節電に努め、温暖化がもたらす危険を訴えるしかない。
テレビは薄型にしたけど10年前のに比べたら44%の省エネになっている。
冷蔵庫も大型だけど年間電気代が3700円前後だというから飛び付き変えた。
クーラーは設定温度をできるだけ高くする。
北国住まいが長かった私はコタツは入る癖がないが、ストーブは室温を見てこまめに温度調整する。
電気湯沸しポットは人の来たときだけ、普段はただのポットにする。
蛍光灯は人の居ない所はこまめに消す。
だけど、換気扇は24時間換気で電気は入ったままだ。冬のトイレは腰掛けが冷たいと浮いて座ることになり、浮いてシャワーで洗ってもらうなんて出来ないから電気は入ったままだ。これはしかたない。
私はこれで相当、節電、省エネが出来ていると自己満足している。
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