そろばんで脳トレ
小学校5~6年の時にそろばん教室に通ったことがある、どのように憶えたのかは分らないが、先生が新しく入って来た生徒に、一人ずつ教えてくれたのはよく憶えている。玉の動かし方、手の動かし方はすぐに分った、先生、先生と呼ばなくても何度も後に来ては教えてくれた。
そろばんは習いたくて習いたくて仕方なかったから、夢中で練習していた。足し算も引き算もすぐに憶えた。とに角楽しかった。割り算も掛け算も好きだった。一番好きだったのは読み上げ算だ、あの何ともいえない抑揚のある節回しで、数字を読み上げてくれるとうっとりして手が動いた。
教室に通うのもそろばんを動かすのもおもしろかった。子供の遊びは自然の物が多かったから、そろばんをいじっているのは遊び以上に楽しかったのかもしれない。だからそろばんを習いに来ている生徒は多くいた。
普通の民家の2部屋続きが教室だった。部屋一杯に腰掛けイスが並んでいた。初級、中級、上級別になっていた、初級クラスは一部屋に入らないから2回にわけ、一回20人くらいだった。トントン拍子にそろばんは上達するが、やっていないと手は動かなくなる。
それでも一度憶えると10年20年たっても、手は憶えているものだ。手を動ごかし、毎日やっていたらたいしたものだったと思うけどそうはいかない。分っているつもりがいつの間にか暗算が出来ない。スーパーに行っても間違いなく計算出来たのに、今では毎度予算オーバーだ。どんぶり勘定でオットトト。
老化防止や脳トレにいいと言うから、そろばんを手元に置き楽しんでいる。進歩の気配が見えないが続けることにしている。
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