山の中でカミナリ
天気予報通り、昼を過ぎた頃にポツリポツリと雨の音がしている。私の登る近場の山だ。花粉予報がミドリ色でも覆面武装で山の中にいる。山には他に誰もいない。
駐車場まではすぐだ、といっても1キロ以上はある。木の葉に雨が当るから余計に雨音が大きく聞こえる。急ぎ足になる、下り坂だ、すると突然ピカー、1、2、3、ドドドゴローと、地面が揺れるようなすざましい大音響である。アアーもうダメだー、早足でかける2回目のドドドゴロー、リュックはパカパカ背中で揺れたいる。
暗い林の中に入るとひと安心、いくらカミナリだって私が歩いているなんて見えないと思う。とは言っても立ち止まってなんかいられない。坂道をズズズーと滑り飛んでいる、まるでお化けに追われているうさぎみたい。
あまりに走りすぎ左ひざがアレー変、なんて言ってられない。とに角ひざにこないように気をつけて走る。3回目のドドドーが鳴っている、脇道から人が来る、するとこのカミナリの中を一人の若者が空を見上げ、私の下りて来た山道を登っていくではないか。
なんと言う危ない事をすると思った時には、もう人影はなくなっていた。一瞬のカミナリは一瞬であったのか、これ以上ひどくはならなかった。
気が付いたら車1台があるだけの誰もいない駐車場、私はあの若者は仙人だったのかなーと思っている。
早咲きの山つつじが3本始めて咲いていたのにゆっくり見る事も写真に撮ることも出来なかった。
正月の頃には狂い咲きしていたつつじが咲いていた。
狂っているのは国会だけでたくさんだ。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 山の中でカミナリ
このブログ記事に対するトラックバックURL:

コメントする