黒砂糖
小さな子供が「ぼく黒砂糖が好きだ、黒砂糖っておいしいんだよね」と言う。オオーこの子、味を知っている子供だと思った。
私も実は黒砂糖が大好きだ。黒砂糖を使ったカリントウだけは癖になり、食べ過ぎるから我慢して買わない方が多い。だまっていると1袋でも食べてしまう。
静岡産の私が子供の頃にはさとうきび畑があちこちにあり、子供のおやつにしていた。
私は裏山のさとうきびを5~6本取っては、細竹の節みたいなさとうきびの節を押して切る道具で切り、くきの皮を歯でむき、棒アイスを食べるようサクーッと一口折って口の中でかむ。繊維の中から甘い汁が出てくる。繊維はポンと出し甘い汁をドクンと飲むのだ。
暑い夏にこのさとうきびを食べると夏バテなどしない。高校生になっても街に住む友達は、さとうきびを食べに勝手に遊びに来ていた。
さとうきびを取り入れすると、共同で黒砂糖を作る所があり、今度は黒砂糖になって家にあったから私の砂糖と言ったら黒砂糖だ。
そのうちに裏山は住宅地になり、黒砂糖はなくなり砂糖は白くなったが、黒砂糖を買うのは好きだった。
この黒砂糖もタイや中国産が多い。沖縄産の半値以下では国産は値段で負ける。菓子メーカーはタイや中国産の黒砂糖を使ったら、必ず黒砂糖原産地を表示すること。表示を正しくせず曖昧にしたことが食料自給率39%にさげた凶器だ。
加工食品に原産地国が表示されていれば、消費者はもっと早く自給率の低さに気が付いたと思う、今や国産だけではニホンの食料は全く足りない。
食料輸出国の天候異変や政治的有事で食料供給が滞ったら、ニホンの食料はどうなるのか心配だ。
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